『MOTHER(マザー)』シリーズの知られざる事実

#トピック概要
1初代『MOTHER』の“広すぎる未使用ワールド”Famicom版の世界地図はゲームで訪れない広大なエリアまで作り込まれており、ハックでのみ確認できる。
2同作に残った“敵ピッピ”と“枕の亡霊”最終版にステータス付きで残存する未使用敵はわずか2体。どちらも通常プレイでは出現しない。
3“テレフォンカード”など未実装アイテム群使途不明の「Telephone Card」「Airplane」ほか複数の非表示アイテムがデータ内で確認されている。
4『MOTHER2(EarthBound)』の統合デバッグ“APPLE”Game Genieなどで呼び出せる“Apple”メニューはワープ・戦闘テスト・フラグ操作を一括管理。
5起動時専用“Boot-Up Debug Menu”も健在タイトル手前で発動する別系統のデバッグで、RAMモニタやPSIテストなど高機能ツールが揃う。
61992年プロト版は“線路型マップ”だった開発初期ビルドでは街配置や地形が大幅に異なり、一本道構成に近いことが資料で判明。
7未使用敵“Crooked Cop”ほか多数製品版に存在しない敵グラフィック・AIが複数残り、TCRFで解析が進んでいる。
8海外版で大幅ローカライズ修正商標や宗教表現を避けるため看板・BGM・敵名称などが多数差し替えられた。
9『MOTHER3』は三世代ハードを渡り歩いたSFC→64DD→N64と2度のハード移行を経て頓挫後、最終的にGBAで完結した経緯が公式に記録。
10ボス背面グラフィックが大量没に完成度の高い背面スプライトが多数残存するが、いずれも通常戦闘では使用されない。
11未使用バトルデータも健在GBA版最終ROMにはフラグ未接続の敵データや専用BGが残り、ハッキングで対戦可能。
12幻の楽曲「Open Sesame Tofu! (Unused Mix)」サウンドテスト非収録の別ミックスがROM内で発見され、ファンが抽出に成功。
13“ロープスネーク”はただの“ロープ”だった64版試作段階ではロープに会話機能がなく、後にキャラクター化して現在の形になった。 tcrf.net
14“EarthBound 64”新映像が2021年に流出スペースワールド1997デモの未公開25秒がYouTubeで公開され、大きな話題に。 nintendolife.com
152000年、糸井×岩田が正式に開発中止を告知ほぼ日刊イトイ新聞で「MOTHER3開発中止」を宣言。作業進捗は“6割完成”と語られた。 1101.com
16GBA移植『MOTHER1+2』は音質が劣化バグ修正と引き換えにBGMが大幅に圧縮され、ファンの間で賛否両論となった。 tcrf.net
17英語版『MOTHER』は1990年に完成していたNOAの規制対応で修正済みロムが完成していたが、市場投入は2015年のVC配信まで実現せず。 en.wikipedia.org
18“X”だけが残る謎の没スプライト『MOTHER2』には役割不明の“X”マーク画像が残留し、開発途中で差し替えられた痕跡とされる。 tcrf.net


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